今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
日常よくみられる疾患
大腸憩室炎・憩室出血
渡邊 昌彦
1
1慶應義塾大学医学部外科
pp.812-814
発行日 2002年5月10日
Published Date 2002/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908700
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ポイント
憩室症の半数以上は無症状である.
注腸X線透視や大腸内視鏡で確定診断される.
憩室炎の診断はCTが有用である.
憩室炎の治療は原則として保存的治療である.
穿孔性腹膜炎,瘻孔,膿瘍,狭窄は外科的治療が必要である.
大量下血の止血にバリウムによる注腸X線透視が有用である.
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