Japanese
English
特集 重症患者の輸液・栄養
外傷・熱傷患者の輸液・栄養
Fluid therapy and nutritional management in trauma and burn
長谷部 正晴
1
,
小林 国男
1
Masaharu HASEBE
1
,
Kunio KOBAYASHI
1
1帝京大学救命救急センター
pp.1121-1127
発行日 1986年7月20日
Published Date 1986/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209484
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
重症外傷・重症熱傷患者に対する輸液・栄養管理について述べた.
急性期におけるいわゆるfluid resuscitationとしては熱傷ショック期の輸液療法が重要であり,治療の理論的根拠となる病態とともに詳述した.
有効な栄養治療を行うために,著者らは種々の検討を重ねているが,ここではとくに至適投与熱量の問題に焦点をあてた.間接熱量測定法により患者のエネルギー基質に対する利用能を知ることは,投与量の過不足を最小とし,より安全な栄養治療を行ううえで有用な手段と考える.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.