Japanese
English
臨床報告
後腹膜にみられたきわめてまれなCastleman Lymphomaの1例
A rare case of retroperitoneal Castleman lymphoma
吉川 成章
1
,
浜田 建男
1
,
長尾 和治
1
,
金子 文秀
2
,
松本 英世
3
Nariaki YOSHIKAWA
1
1熊本市民病院外科
2熊本市民病院内科
3熊本市民病院病理
pp.1319-1323
発行日 1981年8月20日
Published Date 1981/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207779
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はじめに
1956年Castlemanら1)がmediastinal lymphnodal hyperplasia resembling thymomaとして発表したいわゆるCastleman lymphomaは,胸部においては既に多くの発表がなされたが,後腹膜に発生したものの発表は極めてまれである2).
われわれは後腹膜腫瘤として腫瘤摘出術を行ない,組織学的に本症であつた1例を経験したので内外の報告例について統計的観察を行なつた.
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