Japanese
English
臨床報告・1
空腸腸間膜に発生したCastleman lymphomaの1例
A case of Castleman's desease on mesenterium of jejunum
鈴木 良典
1
,
片岡 正文
1
,
田邊 俊介
1
,
大原 利憲
1
,
筒井 信正
1
,
能勢 聡一郎
2
Yoshinori SUZUKI
1
1岡山済生会総合病院外科
2岡山済生会総合病院病理
キーワード:
キャッスルマン病
,
腸間膜
Keyword:
キャッスルマン病
,
腸間膜
pp.249-253
発行日 2005年2月20日
Published Date 2005/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100047
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はじめに
Castleman lymphomaは1954年にCastlemanら1)が縦隔に発生した良性のリンパ節の過形成として報告して以来多数の報告があるが,縦隔,頸部の発生が多く,腹腔内の発生は少なく,その中でも腸間膜の発生はきわめて稀とされている.今回,筆者らは腸間膜に発生したCastleman lymphomaの1切除例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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