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特集 「切除困難例」への化学療法後の手術―根治切除はどこまで可能か
GISTに対する化学療法後の手術
Surgery following imatinib therapy for unresectable and metastatic gastrointestinal stromal tumors
神田 達夫
1
,
石川 卓
2
,
小杉 伸一
1
,
矢島 和人
3
,
小林 和明
1
,
畠山 勝義
1
Tatsuo KANDA
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科学分野
2新潟大学医歯学総合病院腫瘍センター
3新潟大学医歯学総合病院光学医療診療部
pp.40-45
発行日 2012年1月20日
Published Date 2012/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103905
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【ポイント】
◆二次耐性腫瘍切除に比べてイマチニブ奏効残存腫瘍切除は完全切除率が高く,術後の無増悪期間も長い.
◆手術で完全切除が達成されても術後のイマチニブ治療は継続する.治療の中止は術後早期の再発を生じる.
◆完全切除が得られても長期の無再発患者は少ない.臨床的有用性を明確にするエビデンス作りが望まれる.
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