病院めぐり
大田原赤十字病院外科
松井 淳一
pp.1248
発行日 2003年9月20日
Published Date 2003/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101508
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栃木県大田原市は東北新幹線那須塩原駅から車で15分の距離にあり,東京まで約1時間半の自然環境に恵まれた街です.大田原赤十字病院は,昭和24年7月1日にその中心部に開設され,栃木県那須医療圏唯一の公的医療機関として徐々に発展し,現在,総病床数556床,診療科目20科目,医師数68名の栃木県北部の中核病院として,7市町村約23万人の地域住民の医療に貢献しています.本年4月から佐々木哲二新院長(外科,慶大昭40年卒)が赴任し,新しい飛躍の時を迎えています.
医局は歴史的に慶應大学各科との関係が強く慶大の関連病院となっていますが,現在は,慶大,自治医大,独協医大,慈恵医大などの多くの大学から医師を迎えています.病院は,日本医療評価機構により“一般病院種別B”と認定され,最近,クリニカル・パスの導入,内視鏡センターの拡充,職員研修の充実などのプロジェクトに取り組んでいます.外科は,古泉桂四郎前院長,雨宮哲副院長により現在の礎が形作られ,平成11年から松井淳一(慶大昭54年卒)が部長を勤めています.現スタッフは,雨宮(肝胆膵,外科一般),松井(肝胆膵,内視鏡手術),岡昭一(乳腺),赤松秀敏(下部消化管),田村明彦(上部消化管),松田純一(上部消化管),レジデント2名の計8名です.外科病床は60~70床,年間手術件数は700~800例です.
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