病院めぐり
小田原市立病院外科
福田 淳
pp.789
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905249
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南に相模湾,西に箱根連山,北に丹沢山塊を望む風光明媚,気候温暖な現在地に,昭和33年,9診療科,病床数110床の近代的総合病院として小田原市立病院は開設された.その後,昭和47年に増改築され病床数345床となり,神奈川県西部地区の基幹病院として地域医療に貢献してきた.しかし,患者数は年々増加の一途をたどり,施設が手狭となり,また医療の進歩に対応するためにも高度医療機器の導入が不可欠となり,3年間かけて改築工事が行われ,昭和59年,病床数417床の現病院が完成した.昭和63年,厚生省臨床研修指定病院となり,現在17診療科で診療にあたっている.
外科の病床数は50床であるが,そのほか小児外科用に随時小児病棟内の病床を使用している.外科のスタッフは穂坂隆義院長を含め9名であるが,地域医療のニーズに応えるべく,一般・消化器外科,循環器外科,呼吸器外科とはば広く診療と研究に取り組んでいる.
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