カンファレンス
手術対象とならなかった心疾患
曲直部 寿夫
1
,
藤本 淳
1
,
佐藤 安正
1
,
森永 堯
1
,
国枝 亮
1
,
奥 信夫
1
,
篠 憲二
1
,
久武 昌一
1
,
芝 卓弥
1
,
安藤 一
1
,
西山 実
1
,
田中 陽造
1
,
位藤 昇三
1
,
岡部 安生
1
,
玉置 博
1
,
田中 衛
1
,
清水 敏彥
1
,
宮地 睦雄
1
,
田辺 玄三
1
,
小林 芳夫
1
,
高折 益彥
1
,
一宮 源太
1
,
清水 宏
1
,
沢田 知
1
1大阪大学医学部第一外科
pp.103-108
発行日 1957年2月15日
Published Date 1957/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200464
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心臓外科の発展は顕著なものであるが,それでも吾々が取扱つている心疾患は凡ゆる心疾患の一部であると云える。従つて心雑音や,心悸亢進等のみの所見で受診されても手術対象とならないものが出て来る。
手術対象の決定,即ち手術適応について吾々はroutine examinationの上に,機能的検査を行ない客観的示標を発表した。そして吾々が手術する患者は,外科療法のみがその患者の生活力を向上させ,生命延長を計る事が出来ると確信されたものであるべきであろう。
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