カンフアレンス
カンフアレンス—僧帽辨狭窄症の経過(入院より術後1年)
曲直部 寿夫
1
,
西山 実
1
,
藤本 淳
1
,
田中 陽造
1
,
佐藤 安正
1
,
位藤 昇三
1
,
森永 堯
1
,
岡部 安生
1
,
国技 亮
1
,
玉置 博
1
,
田中 衛
1
,
奥 信夫
1
,
清水 敏彥
1
,
篠 憲二
1
,
宮地 睦雄
1
,
久武 昌一
1
,
田辺 玄三
1
,
芝 卓弥
1
,
小林 芳夫
1
,
安藤 一
1
,
一宮 源太
1
1大阪大学医学部第一外科
pp.815-821
発行日 1956年11月15日
Published Date 1956/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200435
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すべて或る疾患を外科的に治療する場合,その外科的侵襲が患者に及ぼす影響を功過両面にわたつて理解しておらねばならず,それと共に患者の状態を知悉しておく必要があることは当然である。
我々は数年来,心臓外科の領域に関与して来たが,この分野に於いては,行つた手術の結果の良悪が他の領域に比して特に明確であり重大であるのを経験して来た。心臓疾患を手術的に治療する際,極めて慎重な態度が要求され,疾患の診断,重症度をよく把握して,夫々に応じて正しい手術手技を遂行し,適切な患者管理を行なう必要がある。
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