Japanese
English
Bedside Teaching
Electroanatomical mapping(Carto system)を用いた心内マッピング
Intracardiac Mapping using Electroanatomical Mapping (Carto System)
池口 滋
1
Shigeru Ikeguchi
1
1医仁会武田総合病院不整脈科
1Arrhythmia Service, Ijinkai Takeda General Hospital
pp.481-486
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100657
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
従来,心腔内カテーテルマッピングは,X線透視下に電極位置を認識し,心内電位タイミングの評価を行うことにより施行されてきた.しかし,biplane cineangiography systemを用いても正確なカテーテル位置の3次元的認識は必ずしも容易でない.また,心腔内を大きく旋回するマクロリエントリー性頻拍の正確な興奮旋回路の診断はバスケットカテーテルなど多極カテーテルシステムを用いても必ずしも容易ではなかった.しかし,electroanatomical mappingの登場により,こうしたマクロリエントリー性頻拍の診断も確実に行える時代となった.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.