今月の主題 不整脈のトピックス
不整脈の基礎
マッピングと不整脈
外山 淳治
1
Junji Toyama
1
1名古屋大学環境医学研究所・呼吸循環部門
pp.1076-1079
発行日 1983年7月10日
Published Date 1983/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218332
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薬物に難治な致死性不整脈の外科的療法が開発されるにつれ,その手術成績を上げるために,不整脈の成因となる心臓の電気興奮の異常をより詳細に把握する必要が生まれ,心腔内,心表面や体表面上の多数の点から心臓の電気興奮をマッピングする手法が臨床応用されるようになった1,2)(表).
本稿では,心腔内,心室表面と体表面上からのマッピングの手法を概説し,それぞれの特徴と臨床応用について述べる.
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