Japanese
English
増刊号 消化管腫瘍の内視鏡診断2020
主題
ポリポーシス症候群の診断
Diagnosis of Gastrointestinal Polyposis Syndromes
梅野 淳嗣
1
,
平野 敦士
1
,
藤岡 審
1
,
岡本 康治
1
,
冬野 雄太
1
,
長末 智寛
1
,
膳所 圭三
1
,
森山 智彦
1,2
,
前畠 裕司
3
,
須古 信一郎
4
,
藤原 美奈子
5
,
江﨑 幹宏
6
,
鳥巣 剛弘
1
Junji Umeno
1
1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
2九州大学病院国際医療部
3医療法人前畠医院
4済生会熊本病院消化器内科
5国立病院機構九州医療センター病理診断科
6佐賀大学医学部附属病院光学医療診療部
キーワード:
家族性大腸腺腫症
,
若年性ポリポーシス症候群
,
Cowden症候群
,
MUTYH-associated polyposis
,
MAP
,
gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach
,
GAPPS
Keyword:
家族性大腸腺腫症
,
若年性ポリポーシス症候群
,
Cowden症候群
,
MUTYH-associated polyposis
,
MAP
,
gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach
,
GAPPS
pp.730-744
発行日 2020年5月24日
Published Date 2020/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202043
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●「考える内視鏡診断」のポイント
・消化管に多発するポリープを認める場合,特に若年者ではポリポーシス症候群の可能性を考えるべきである.
・ポリポーシス症候群には腺腫性,過誤腫性や過形成性のポリポーシスなど多数の疾患が含まれていることを知っておくべきである.
・病変部の色調,形態や表面構造などからある程度内視鏡的に鑑別可能である.
・消化管病変の分布を把握すべきである.
・病理組織学的に診断を確認することも大切である.
・消化管外徴候の評価や遺伝子検査も診断の参考になる場合がある.
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