Japanese
English
増刊号 消化管腫瘍の内視鏡診断2020
主題
—大腸腫瘍性病変の内視鏡診断—肛門管腫瘍状病変の診断
Diagnosis of Neoplastic Lesions in the Anal Canal
松田 圭二
1
,
橋口 陽二郎
1
,
松田 大助
2
,
浅古 謙太郎
1
,
岡田 有加
1
,
大野 航平
1
,
八木 貴博
1
,
塚本 充雄
1
,
福島 慶久
1
,
堀内 敦
1
,
島田 竜
1
,
小澤 毅士
1
,
端山 軍
1
,
土屋 剛史
1
,
野澤 慶次郎
1
Keiji Matsuda
1
1帝京大学外科
2荒川外科肛門医院
キーワード:
肛門管腫瘍
,
内視鏡診断
,
肛門管癌
,
悪性黒色腫
,
尖圭コンジローマ
Keyword:
肛門管腫瘍
,
内視鏡診断
,
肛門管癌
,
悪性黒色腫
,
尖圭コンジローマ
pp.719-729
発行日 2020年5月24日
Published Date 2020/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202042
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●「考える内視鏡診断」のポイント
・肛門管には多種多様な病変が存在する.
・狭い肛門管は内視鏡検査が困難な部位であり,見落としやすい.
・肛門管病変を疑うためには,内視鏡挿入前の視診や指診が大切である.
・肛門管病変が疑われた場合は,入念に肛門管観察を行う.
・反転像が有用である.ただし,穿孔に注意する.
・生検も併施する.
・内視鏡検査だけでなく,視診,指診そして肛門鏡も適宜行う.肛門鏡検査は下剤不要で,内視鏡検査室に行かなくても外来や病棟でいつでも実施できる.
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