増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
消化器疾患
消化管穿孔と急性腹膜炎
雨宮 厚
1
1大船中央病院外科
pp.310-312
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907145
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ポイント
●消化管穿孔および続発する急性腹膜炎は外科エマージェンシーである.
●急性腹膜炎は多くの場合,臨床所見のみで診断可能である.
●特殊例では補助的な検査が必要となる.
●初期治療の基本は,水・電解質補正と抗生物質投与である.
●原則として,内科で経過観察・特異的治療を行うことはない.
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