特集 急性腹膜炎の治療戦略と手術
Ⅱ.原因疾患別の治療戦略 1)上部消化管穿孔(良性)による急性腹膜炎に対する手術
大木 亜津子
1
,
高木 泰介
1
,
小島 洋平
1
,
橋本 佳和
1
,
竹内 弘久
1
,
阿部 展次
1
1杏林大学消化器・一般外科(上部消化管外科)
キーワード:
上部消化管穿孔
,
手術
,
腹腔鏡
Keyword:
上部消化管穿孔
,
手術
,
腹腔鏡
pp.289-295
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003754
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胃・十二指腸潰瘍の治療は,薬物治療の発展や手術器具の開発に伴い変貌してきた。各種の酸分泌抑制薬により消化性潰瘍に対する手術数は激減している。潰瘍穿孔に対する外科治療は1980年代には広範囲胃切除術や開腹穿孔部閉鎖術などが主流であったが,現在では腹腔鏡手術が広く施行されている。
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