今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識
外科治療の現況と産科医へのアドバイス
3.腹・背部疾患
3)消化管穿孔・腹膜炎
嵩原 裕夫
1
,
福山 充俊
1
1徳島大学医学部第1外科
pp.270-273
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903961
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消化管穿孔が胎生期に起こると無菌性の胎便性腹膜炎をきたし,周産期や生後に起こると細菌性あるいは化膿性腹膜炎に発展する.本稿では,胎便性腹膜炎の出生前診断や,生後早期の新生児消化管穿孔の診断および術前管理と治療について述べる.
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