今月の主題 肝疾患診療 1999
Introduction
肝細胞癌の病理—最近の進歩
中野 雅行
1
1千葉大学医学部附属病院病理部
pp.215-217
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905890
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●初期の高分化型肝細胞癌の病理組織学的特徴として,①結節は肉眼的に被膜を有さず境界が不明療,②組織像は正常の肝細胞に類似し,細胞異型が乏しい,③門脈域あるいは線維隔壁に浸潤が認められる,といったことがあげられる.
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