Medicina(Tokyo) Volume 36, Issue 2 （February 1999）

medicina 36巻2号（1999年2月発行）

今月の主題肝疾患診療 1999

Introduction

肝疾患の外科治療伊藤洋二 ¹ , 草野満夫 ¹ ¹昭和大学医学部第2外科 pp.211-213

発行日 1999年2月10日 Published Date 1999/2/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905889

PDF(11554KB)

●肝細胞癌については，一般的には総ビリルビン値が2mg/dl以下で，腹水がないかコントロール可能であれば肝切除を考慮し，ICG R₁₅が15％以下で2区域，25％以下で1区域切除を目安としている．

●破裂の可能性が高い肝血管腫は外科治療の適応となるが，実際には破裂の頻度は低く，8cm以下で症状のない症例は肝切除せず，経過観察されることが多い．

●肝嚢胞の超音波検査で壁不整や乳頭状突出像などがあれば，悪性腫瘍の可能性がある．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

肝内小病変の鑑別診断のポイント川内章裕 , 伊藤洋二 , 草野満夫医学書院臨床外科
49巻 5号（1994年5月） pp.561-570
PDF(29998KB)
- 有料閲覧
透析中の患者小池正 , 久保田和義 , 井上彰 , 高野裕 , 荒瀬勉 , 伊藤洋二 , 太田秀男 , 草野満夫医学書院臨床外科
51巻 11号（1996年10月） pp.399-400
PDF(1990KB)
- 有料閲覧
肝臓　肝膿瘍に対する治療青木武士 , 清水喜徳 , 安田大輔 , 草野智一 , 草野満夫南江堂臨床雑誌外科
68巻 12号（2006年11月） pp.1545-1549
PDF(319KB)
- 有料閲覧
肝細胞癌治療のインターフェイス斎藤明子 , 草野満夫 , 柴田実 , 上野文昭医学書院 medicina
36巻 2号（1999年2月） pp.321-332
PDF(36074KB)
- 有料閲覧
肝疾患—肝硬変野原秋男 , 福田国彦 , 川上憲司医学書院 medicina
20巻 4号（1983年4月） pp.640-646
PDF(15356KB)
- 有料閲覧

肝疾患の治療の進め方柴田実医学書院 medicina
41巻 10号（2004年10月） pp.1600-1602
PDF(456KB)
- 有料閲覧
肝疾患治療の意義柴田実医学書院 medicina
36巻 2号（1999年2月） pp.218-219
PDF(6626KB)
- 有料閲覧
治療への応用—肝疾患山崎善弥 , 飯塚一郎 , 和田達雄 , 井上昇 , 与芝眞 , 藤原研司医学書院臨床外科
38巻 12号（1983年12月） pp.1719-1725
PDF(4856KB)
- 有料閲覧
その他の肝疾患治療薬柴田実医学書院 medicina
44巻 9号（2007年9月） pp.1672-1674
PDF(281KB)
- 有料閲覧
肝疾患とその治療方針小田正幸医学書院保健婦雑誌
11巻 5号（1956年5月） pp.129-131
PDF(1831KB)
- 有料閲覧