Japanese
English
特集 老年期痴呆研究の最近の進歩
痴呆の病理学—最近の進歩
Recent Advances in Pathology of Dementia
石井 毅
1
Tsuyoshi Ishii
1
1東京都精神医学総合研究所
1Psychiatric Research Institute of Tokyo
pp.17-29
発行日 1987年1月1日
Published Date 1987/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205834
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
まえがき
高齢化社会はますます深刻の度を増しており,これに伴って痴呆は医学のみならず大きな社会問題となりつつある。痴呆を取扱う病院,施設または地域ケアの体制等は徐々に整備されてきた。社会もようやく事の重大性に目覚めてきたようである。
しかし,痴呆問題の解決には何といってもその医学的研究が大切であろう。病気の原因を究明し,有効な治療法を確立することは,医学に課された現代最大の課題といっても過言ではない。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.