今月の主題 肝疾患診療 1999
Introduction
肝疾患治療の意義
柴田 実
1
1昭和大学医学部第2内科
pp.218-219
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905891
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- 文献概要
●肝疾患治療の意義は,患者に不利益を与えず,症状や予後の改善などの真の利得を与えるところに存在する.
●有益な治療を行うには,治療の目的や到達点を明らかにし,臨床試験によって正しく評価された治療法を選択し,個々の患者に実際に適用するか否かを判断する.
●臨床試験で検討される真のエンドポイントと代用エンドポイントには乖離が認められることが多いが,治療の意義はできる限り前者の改善に置くべきである.
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