今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全に対する基礎的研究の進歩
不全心筋の収縮装置
杉浦 清了
1
,
佐田 政隆
1
,
芹澤 剛
1
1東京大学医学部第2内科
pp.1106-1107
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902143
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●不全心において収縮蛋白および制御蛋白の構造変化がみられる.
●これらの変化は,筋線維のATPase活性の低下をもたらすことが多い.
●多様な原因疾患において共通した構造変化が起こっていることが多く,機能低下を代償するような適応現象と考えたほうがよいと思われる.
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