今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全に対する基礎的研究の進歩
心不全への分子・細胞生物学的アプローチと臨床への応用
高橋 利之
1
1東京大学医学部第2内科
pp.1102-1105
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902142
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●心疾患に関する分子・細胞生物学的研究が盛んに行われるようになった.
●不全心筋においては種々の心筋遺伝子の発現レベルが変化している.
●心不全の原因となる心疾患にも,遺伝子変異に基づくものが少なからず存在する可能性がある.
●分子・細胞生物学的知見は将来的に心不全の診療を変貌させる可能性がある.
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