特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
診断
遺伝子診断の展望—脂質異常単一遺伝子疾患から多因子疾患
多田 隼人
1
1金沢大学附属病院循環器内科
キーワード:
遺伝子解析
,
脂質異常症
,
冠動脈疾患
Keyword:
遺伝子解析
,
脂質異常症
,
冠動脈疾患
pp.1234-1239
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229672
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Point
◎脂質異常症や冠動脈疾患は遺伝しうる形質であり,遺伝子診断はきわめて有用である.
◎遺伝子診断により,リスク層別化につながる場合がある.
◎高頻度遺伝子多型(SNV)に基づくpolygenic risk scoreと呼ばれる考え方が登場した.
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