特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
診断
動脈硬化性疾患における画像診断の進歩③—血管内イメージング
久保 隆史
1
,
北村 美樹
1
,
岩崎 陽一
1
1東京医科大学八王子医療センター循環器内科
キーワード:
thin-cap fibroatheroma
,
TCFA
,
vulnerable plaque
,
血管内超音波
,
IVUS
,
近赤外線スペクトロスコピー
,
NIRS
,
光干渉断層法
,
OCT
Keyword:
thin-cap fibroatheroma
,
TCFA
,
vulnerable plaque
,
血管内超音波
,
IVUS
,
近赤外線スペクトロスコピー
,
NIRS
,
光干渉断層法
,
OCT
pp.1229-1233
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229671
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Point
◎急性心筋梗塞や不安定狭心症を発症する危険性の高い冠動脈病変をvulnerable plaqueと呼ぶ.
◎thin-cap fibroatheroma(TCFA)はプラーク破裂による冠動脈血栓症の前駆病変である.
◎血管内イメージングは冠動脈イベントを発症する危険性の高い病変を同定できる.
◎血管内イメージングは薬物治療による冠動脈プラークの安定化を観察できる.
◎血中LDLコレステロール(LDL-C)値を下げるほど冠動脈プラークは安定化し退縮する.
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