連載 Webで読影! 画像診断トレーニング・11
脂肪が決め手
石田 尚利
1,2
1三楽病院 放射線科
2東京大学医学部 放射線医学
pp.185-186,372-377
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224582
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次の3症例について,どのような病態が推定できますか? また,診断は何でしょうか?
症例1 40代男性.人間ドックの腹部超音波検査で両腎腫瘤を指摘された.これまでの既往歴や検査歴はない.家族歴は不明.精査のため腹部CTを施行した.
症例2 60代女性.数カ月に及ぶ腹部違和感があり受診.腹部超音波検査で左副腎に腫瘤が疑われた.肺癌術後(3年前)の既往がある.精査のため腹部CTを施行した.
症例3 80代男性.胃癌術後(半年前)で,経過観察中に腹部超音波検査で肝S4に腫瘤が疑われた.肝転移の可能性を考え,腹部CTを施行した.
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