Japanese
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特集 いまイレウスを診療する
A イレウスの診断
絞扼性イレウス診断の決め手
Symptoms on accurate diagnosis of strangulated intestinal obstruction
森山 雄吉
1
,
京野 昭二
1
,
有馬 保生
1
,
横山 滋彦
1
Yukichi MORIYAMA
1
1日本医科大学第1外科
pp.718-721
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900811
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ポイント:絞扼性イレウスは即刻手術が必要で,ために早期に的確な診断が要求される.診断は,臨床症状と腹部単純写真所見を中心とする諸検査成績を総合判断して下されるが,最近は超音波検査をはじめとする画像診断の進歩も加わってより的確に下されるようになっている.しかし,絞扼性イレウスとしての決め手となる決定的なものはなく,診断に難渋することがある.そのような場合には,イレウスの病態を考慮して積極的に外科的治療を行うべきと考える.
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