当直医読本
疑うことか決め手―解離性大動脈瘤
淺井 精一
1
Seiichi Asai
1
1市立舞鶴市民病院救命救急部
pp.158-159
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900355
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トピックス 突然の激しい胸背部痛,あるいは腹痛で発症する疾患のうち,解離性大動脈瘤は,予後不良でありながら,同時に見逃されることも多い.また,胸部単純X線検査などでも,特有の所見が得られるとは限らず,病歴や身体所見から,積極的にこの疾患を疑うことが,見逃さないための,最も重要なポイントである.
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