特集 感染症診療 それ,ホント?
入院編
ドレナージできている胆道感染症では,菌血症事例でも5日間の抗菌薬投与で十分ってホント?
横江 正道
1
1名古屋第二赤十字病院総合内科
pp.918-921
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223508
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ポイント
●急性胆道感染症における菌血症の原因となる微生物の大半は,グラム陰性菌である.
●急性胆管炎・胆囊炎のガイドラインには重症度判定基準があり,重症度に応じた治療が必要である.
●急性胆管炎・胆囊炎の最適な治療期間については,十分なエビデンスがない.
●血液培養を適切なタイミングで採取しておくことが,治療戦略を考えるうえで重要である.
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