Japanese
English
特集 超音波ガイド下の穿刺手技
経皮経肝胆道ドレナージ
Techniques and management of ultrasound-guided percutaneous transhepatic cholangial drainage
天野 穂高
1
,
高田 忠敬
1
,
安田 秀喜
1
,
吉田 雅博
1
Hodaka AMANO
1
1帝京大学医学部第1外科
キーワード:
経皮経肝胆道ドレナージ
,
超音波ガイド法
,
閉塞性黄疸
,
減黄術
,
合併症
Keyword:
経皮経肝胆道ドレナージ
,
超音波ガイド法
,
閉塞性黄疸
,
減黄術
,
合併症
pp.1561-1566
発行日 2000年12月20日
Published Date 2000/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904326
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD)は,閉塞性黄疸の診断・治療に不可欠な手技の1つである.最近では術前の一時的な減黄術としてよりも,PTCD経路を用いた各種の胆道ステントの留置や胆道鏡の挿入,また腔内照射などに応用されることが多い.PTCDの方法は超音波ガイド法が一般的となり,より安全に施行できるようになった.一方,胆道内出血やPTCDチューブ逸脱などの合併症の可能性は依然としてあり,またチューブの留置部位が不適切なPTCDによりその後の治療が困難となる場合もある.PTCDについて精通することが重要であるが,PTCDの手技の実際と留意点,また合併症の対策について述べた.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.