特集 循環器薬up to date 2015
慢性期治療─しばしば遭遇する疾患
PCI・CABGと抗血小板療法
中川 義久
1
1天理よろづ相談所病院循環器内科
pp.68-71
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223024
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ポイント
●冠動脈インターベンション(PCI)ではステント,なかでも薬剤溶出性ステント(DES)を用いることが通常である.
●ステント血栓症の予防のために,アスピリンとADP受容体P2Y12拮抗薬の2剤による抗血小板療法(DAPT)が行われる.
●第2世代のDESが普及してからステント血栓症は減少しており,DAPTの期間は短縮する傾向にある.
●新規の抗血小板薬の開発が進行しており,その成績が期待されている.
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