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特集 冠血行再建術のエビデンスをどうみるか―PCIとCABG
安定狭心症全般におけるPCI,CABGの比較
Comparison of CABG with PCI among Patients with Stable Angina
大野 貴之
1
,
髙本 眞一
1
Takayuki Ohno
1
,
Shinichi Takamoto
1
1三井記念病院心臓血管外科
1Department of Cardiovascular Surgery, Mitsui Memorial Hospital
pp.461-466
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101695
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はじめに
安定冠動脈疾患に対する冠血行再建術の目的としては,狭心症状の改善に加え,将来の心筋梗塞予防,生命予後改善が重要である.本稿では安定冠動脈疾患に対するPCIとCABGの基本的な治療効果に関するエビデンスをレベルの高いもの(レベルA,B)に限定してレビューし,そこから導かれるPCI,CABGの適応について解説する.
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