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Medicina(Tokyo) Volume 20, Issue 12 （December 1983）

medicina 20巻12号（1983年12月発行）

臨時増刊特集問題となるケースの治療のポイント

VI．肝・胆道・膵疾患内科的治療の限界と手術のタイミング

125．急性胆嚢炎の化学療法剤の選択と手術を要する場合中山和道 ¹ , 加来信雄 ² Toshimichi Nakayama ¹ , Nobuo Kaku ² ¹久留米大学医学部・第2外科 ²久留米大学医学部・救命救急センター pp.2367-2369

発行日 1983年12月1日 Published Date 1983/12/1

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218666

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急性胆嚢炎と抗生物質の重要性

　急性胆嚢炎は，細菌感染や膵液逆流による胆嚢管の炎症性閉塞，結石による胆嚢の易感染性，結石の胆嚢管内への嵌頓，術後の急性胆嚢機能障害などで起きる．

　本症の多くは鎮痛剤と抗生物質の投与により軽快し待期手術となるが，約5％は炎症が改善せず緊急手術の対象になる^2）．したがって抗生物質の投与ならびにその薬剤の選択は重要である．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

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