Japanese
English
特集 急性腹症—画像診断から初期治療まで
急性胆嚢炎
Acute cholecystitis
森 俊幸
1
,
羽木 裕雄
1
,
跡見 裕
1
Toshiyuki MORI
1
1杏林大学医学部第1外科
キーワード:
急性胆嚢炎
,
超音波診断
,
初期治療
Keyword:
急性胆嚢炎
,
超音波診断
,
初期治療
pp.1135-1139
発行日 1996年9月20日
Published Date 1996/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902392
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急性胆嚢炎は多くの場合,ハルトマン窩に嵌頓した結石による胆嚢管閉塞が原因となっている.以降の経過は,結石嵌頓が解除したか否か,二次感染の有無やその程度,患者の年齢,糖尿病などの合併の有無により異なる.一部の症例では二次感染がおこり,時に緊急処置を要する膿瘍形成や胆嚢穿孔へと進展する.本稿では,急性胆嚢炎の病態に加え,画像診断,緊急処置を要する合併症や初期治療について概説した.
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