特集 消化器薬―新時代の治療指針
肝胆膵疾患
胆石症,胆道感染症,肝膿瘍
窪田 賢輔
1
1横浜市立大学付属病院内視鏡センター
pp.96-99
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107280
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎胆石症,胆管炎,肝膿瘍は,薬物治療単独での診療は困難であり,多くはドレナージ,外科手術を行う.
◎無症状胆石の多くは経過観察でよい.
◎急性胆道感染症は,「急性胆管炎・胆囊炎の診療ガイドライン2013」(TG13)に準拠して診療を行う.
◎化膿性肝膿瘍は経皮的ドレナージを行う.
◎アメーバ性肝膿瘍に対しては,メトロニダゾールが有効である.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.