今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診断
病歴,身体所見からみた診断のポイント
佐田 誠
1
1国立循環器病センター心臓血管内科・呼吸器内科
pp.1855-1857
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102967
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ポイント
●喘息の発作性呼吸困難や喘鳴には日内変動や季節変動がある.
●発作と無症状期を繰り返すのが喘息の特徴である.
●COPDでは無症状期はなく,常に(特に労作時に)息切れがある.
●COPD患者では,進行するにつれて特徴的な理学的所見を呈する.
●喘息とCOPDの合併例は少なくない.
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