徹底分析シリーズ 手術場での急変対応—チーム医療で患者を救おう
予想できるCVCI,予知できないCVCI—外科的気道確保,ECMO導入も使える選択肢に
松井 宏樹
1
Hiroki MATSUI
1
1東京科学大学病院 救命救急センター
pp.360-364
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330040360
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筆者は,患者が本当は受けたくない「痛みを伴う処置や手術」をどうしても受けなくてはならないときに,苦痛を取り除くことができるところに魅力を感じて麻酔科に進んだ。そして,緊急時でもなるべくつらくないようにしたいと,現在は救急科に所属して緊急手術の際には麻酔を担当している。
救急科にいると数々の修羅場をくぐることになるが,換気困難,挿管困難(CVCI)は本当に怖い。若手のときは手技が未熟ということも考えられるが,患者要因でどうしても換気や挿管ができないという状況はあり得る。一人のときにそのような場面に遭遇したら,どうしたらよいだろうか。自分が上級医の立場だったら,どう指導したらよいだろうか。

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