特集 専門基礎分野を臨床判断に接続する
解剖生理学・病理学の知識をどう看護につなぐか—疾病理解の看護学的視点
池西 靜江
1,2
1Office Kyo-Shien
2鹿児島医療技術専門学校看護学科
pp.38-43
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670010038
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解剖生理学をはじめとした専門基礎分野は、まさに専門分野(看護学)の基礎となるもので、看護を学ぶのに欠かせない知識です。しかし、なかなかそれが学生には伝わらず、解剖生理学や病理学などは覚える科目と認識されています。テスト前に覚えて、テストが終わったらすっかり忘れて、実習で事前課題に取り組んでも、目の前の患者さんの病態理解や看護につながらないのが、筆者の看護教育における長年の悩みでした。
筆者が、前任校〔(専)京都中央看護保健大学校〕で1999年に実施したカリキュラム評価1)においても、専門基礎分野の学修到達度が低いことが明らかになりました。そこで、2005年度からカリキュラムを改正し、同時に課題解決のために解剖生理学を看護教員が担当し、「看護につなげる解剖生理学」を教授することにしました。

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