特集 続・臨床に役立つ解剖・生理学
循環
心臓聴診を理解するための解剖学と生理学
加藤 秀隆
1
1藤田医科大学岡崎医療センター救急科
キーワード:
Ⅰ音とⅡ音
,
Ⅲ音とⅣ音
,
収縮期雑音
,
大動脈弁狭窄症
,
AS
,
僧帽弁閉鎖不全症
,
MR
,
大動脈弁閉鎖不全症
,
AR
Keyword:
Ⅰ音とⅡ音
,
Ⅲ音とⅣ音
,
収縮期雑音
,
大動脈弁狭窄症
,
AS
,
僧帽弁閉鎖不全症
,
MR
,
大動脈弁閉鎖不全症
,
AR
pp.1628-1637
発行日 2025年9月10日
Published Date 2025/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620101628
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎Ⅰ音の大きさが拍ごとに変化する,脈拍が整の不整脈が房室解離のみなのはなぜか?
◎Ⅱ音の異常分裂のスクリーニングに坐位・呼気時の分裂を使用するのはなぜか?
◎生理的Ⅲ音と病的Ⅲ音の発生原理の違いは何か? Ⅲ音とⅣ音を聴取するときの左室流入血流はどのようになっているか?
◎大動脈弁狭窄症(AS)と僧帽弁閉鎖不全症(MR)の雑音の鑑別として役立つ点とその解釈上のピットフォールは何か? また不整脈における両者の雑音の変化の違いの元となる生理学的背景は何か?
◎大動脈弁閉鎖不全症(AR)の雑音の重症度における変化をその元となる圧較差の変化から説明するとどうなるか?

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.