Japanese
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特集 機能温存と機能再建をめざした消化器外科手術—術後QOL向上のために
消化器外科手術後の機能温存評価法
外科生理学的視点
From the physiology of surgery
持木 彫人
1
,
伊藤 徹哉
1
,
石畝 亨
1
,
福地 稔
1
,
熊谷 洋一
1
,
石橋 敬一郎
1
,
石田 秀行
1
Erito MOCHIKI
1
1埼玉医科大学総合医療センター消化管一般外科
pp.398-403
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211991
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【ポイント】
◆機能温存術後の機能評価には消化管運動収縮検査などの生理学的評価も必要となる.
◆消化管収縮は常に一様に動いているわけではなく,空腹期と食後期で収縮波形態が異なり,術後早期には正常な収縮は起こらない.
◆目的とする器官を温存しても,その機能が正常に働くとは限らない.
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