特集 専門基礎分野を臨床判断に接続する
解剖生理・病態生理と看護学をつなぐ教育の再考
本谷 久美子
1
1埼玉医科大学保健医療学部看護学科
pp.14-21
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670010014
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看護基礎教育課程における解剖生理と病態生理の歴史的変遷
看護の対象と目的
「保健師助産師看護師法」の第一章第五条1)では、看護師は「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう」と定められています。また、日本看護協会の「看護職の倫理綱領」2)では、看護の目的は「健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、(中略)支援すること」と述べられています。
これら条項は、看護師が「傷病者若しくはじよく婦」を対象に、「健康、疾病、苦痛」にかかわることを意味しており、解剖生理・病態生理と看護学が密接に関係することは、いうまでもありません。

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