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齋藤孝と考える医師のコミュニケーション力
筆頭著者 齋藤 孝 (著)
明治大学教授
メディカルレビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年10月5日
ページ数 184
判型 四六判
印刷版ISBN 978-4-7792-2391-4
印刷版発行年月 2020年9月
書籍・雑誌概要
医師のコミュニケーション力について齋藤孝先生(明治大学文学部教授)の視点で解説!
患者さんとのコミュニケーションにおいて信頼を獲得するために質問力、伝達力、雑談力を取り上げそれらを磨くためのメソッドを展開します。
目次
はじめに 現代の日本社会が求める新しい医師の姿
第1章 診察10分間の構成を考えよう
1 診察過程の区分と意味づけを意識する
2 人の印象は30秒で決まる
3 質問とコメントで対話を発展させる
4 情報やメッセージを伝達する
5 雑談は人間らしい温かさを伝える
6 締めくくりはポジティブな印象で
第2章 医師の「質問力」 情報を得るコミュニケーション術
1 対話は質問とコメントで発展する
2 患者さんが聞いてほしいことを質問する
3 患者さんの関心事を繰り返しつつ具体性に引き込む
4 話を聞きながらメモをとる
5 患者さんに行動変容を起こすピグマリオン効果
6 患者さんに寄り添いつつずらすテクニック
7 聞き上手になるコツ
8 患者さんの承認欲求を満たす
9 共感を伝えるテクニック
10 医師としての「質問力」を自己評価する
第3章 医師の「伝達力」 情報を伝えるコミュニケーション術
1 医療情報の差が大きい場合の伝達手段
2 患者さんの理解力に合わせた情報の絞り込み
3 患者さんの理解度を推し量る方法
4 情報の要点をメモして患者さんに渡す
5 3回繰り返すとメッセージが定着する
6 医師の話をわかりやすく伝える
第4章 医師の「雑談力」 心を通わせるコミュニケーション術
1 雑談は短く
2 雑談をして一対nから一対一へ
3 人生のエピソードを患者さんに話す
4 個人-個人としての間柄でも信頼を得る
第5章 医師としてのコミュニケーションの型
1 プロフェッショナルに磨きをかける
2 医師としてのコミュニケーションの型を習慣に
3 声の印象をコントロールする
4 表情の印象をコントロールする
5 コミュニケーション方法を他者に評価してもらう
6 気持ちが乱れたら
おわりに 齋藤 孝が医師に伝えたいメッセージ