書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
白衣のポケットの中
医師のプロフェッショナリズムを考える
筆頭著者 宮崎 仁 (他編)
その他の著者等 尾藤 誠司 編/大生 定義 編
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-60807-7
電子版発売日 2024年12月16日
ページ数 264
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-00807-5
印刷版発行年月 2009年4月
書籍・雑誌概要
医師を続けている自分の足元を一度見返してみよう!
医師という職業(プロフェッション)のあり方について、日常(診療)で遭遇しがちな問題や葛藤を取り上げた実践的な内容。気軽に手に取り、楽しんで読んでもらえるように、イラストなどを多用。当事者である臨床医が集まって執筆した「医のプロフェッショナリズム」に関する書は、本邦初。今後ますます重要性を増してくると予想される。『JIM』2007年2月号~2008年1月号の連載をまとめた。
目次
はじめに-今,なぜプロフェッショナリズム?
Part1 プロフェッショナリズムって何だろう
プロフェッショナリズム概論
新ミレニアムにおける医のプロフェッショナリズム(邦訳)
「米欧合同医師憲章」の読み方とわが国での指針づくり
Part2 プロフェッショナリズムについて考えてみた
白衣のポケットの中の物語り
バカンス旅行の最中に病棟から呼び出された
患者に不適切な処方箋を出してしまった
患者にとって不利益になる注射を打ってほしいと強く希望された
患者が理不尽な要求やクレームをつきつけてきた
患者・家族から転院のすすめを拒否された
医学的には不要な検査を患者から強く要求された
製薬会社MRが弁当,診療ガイドライン本をくれた
後から訴えられないように過剰な処方をしておいた
帰国を急ぐ海外駐在員が高熱を出して来院した
職場で医療ミスが発覚した
患者・家族が謝礼金をもってきた
問題のある同僚医師を何とかしてくれといわれた
Part3 プロフェッショナリズムを究める
感情とプロフェッショナリズム
鬼手仏心
医療制度とプロフェッショナリズム
臨床倫理とプロフェッショナリズム
プロフェッショナリズムをどう教えるか
おわりに-プロフェッショナルで行こう
ふしぎなポケット-あとがきにかえて
索引