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外来で始める在宅療養支援 第2版

ニーズ把握・仕組みづくり・実践のポイント

外来で始める在宅療養支援 第2版
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筆頭著者 永田 智子 (編著)

その他の著者等 田口敦子

日本看護協会出版会

電子版ISBN 978-4-8180-2833-3

電子版発売日 2024年12月13日

ページ数 172

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8180-2780-0

印刷版発行年月 2024年8月

DOI https://doi.org/10.32181/9784818027800

書籍・雑誌概要

在宅療養者を支える外来の役割・機能がわかり、実践事例には現場で活用できるヒントが満載! 内容充実の第2版刊行!
入院期間の短縮化に伴い、在宅で療養する患者を支える外来の役割がますます重要となっています。
本書は患者のニーズを的確に把握して在宅療養支援につなげるためのポイントや外来看護師の役割、また地域の関係職種・関連機関等と連携しながら進める実践事例を提示し、さらに院内の仕組みづくりや支援マニュアルの例(カンファレンスの方法など)も含め、現場で広く活用できる内容です。

第2版では、最新の動向やニーズ把握の実態に関する調査結果、特徴的な病院の取り組み例を加えるなど、さらに内容を充実させました。
≪本書は第2版第1刷の電子版です。≫

目次

I 外来での在宅療養支援の現状と外来看護師の役割

1 在宅療養支援が求められる背景
 1)在宅療養支援をめぐる最新の動向
 2)関連の調査結果から見えてくること
2 外来という臨床はどういう場なのか
 1)医療機関に来院する人々
 2)患者と医療者のかかわり
 3)外来でのニーズ把握の流れ
 4)外来の体制による支援方法の違い
3 在宅療養支援を必要とする患者像とは
4 外来看護師に求められること
 1)外来での在宅療養支援とは
 2)在宅療養支援に取り組む外来看護師の視点
  【コラム】外来での在宅療養支援での実態

II 外来での在宅療養支援ニーズの把握

1 在宅療養支援ニーズの把握方法とその実施状況
 1)調査の概要
 2)調査対象の概要
 3)ニーズ把握の実施状況
 4)ニーズ把握の実施状況に関する評価
  【実践紹介】外来に“関所”を設ける―福島県立医科大学会津医療センターの「患者支援センター」 の取り組み
2 在宅療養支援ニーズを見つけるためのポイント
 1)ニーズに気づくための視点
 2)ニーズ把握の実際
 3)外来看護師がニーズを発見して支援につなげた事例

III 外来での在宅療養支援に向けた仕組みづくり

1 在宅療養支援に向けた仕組みづくりのポイント
 1)外来看護師が在宅療養支援の必要性を共有する
 2)在宅療養支援の必要者を特定できる仕組みづくり
 3)在宅療養支援のPDCAを機能させる
2 在宅療養支援に向けた取り組みの実際
 1)「支援ツール」の活用と「カンファレンス」の定例化――東北大学病院
 2)外来で推進する「気になる患者訪問」――水島協同病院
 3)地域に根ざした「生活支援型急性期病院」の外来在宅療養支援――調布東山病院
  【コラム】外来看護における「在宅療養支援係」の取り組み――北海道立江差病院
       毎日の“朝会”“昼会”で患者ニーズをきめ細かに共有する――武川診療所

IV 外来での在宅療養支援の実際

1 AYA世代がん患者の意思決定を最期まで支える
2 かかわり続けることで潜在ニーズにタイムリーに対応する
3 家族の介護や生活を支えながら療養する患者の受診環境を調整する
4 実施されていたケアが十分でなかったためサービスの再調整を行う
5 連絡が取りにくいキーパーソンへのアプローチを地域包括支援センターと連携して行う

資料 外来の在宅療養支援マニュアルの例

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