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雑誌
≪標準言語聴覚障害学≫
言語聴覚療法 評価・診断学 第1版
筆頭著者 藤田 郁代 (シリーズ監修)
国際医療福祉大学大学院教授・医療福祉学研究科言語聴覚分野
その他の著者等 深浦順一 編集/植田恵 編集/阿部晶子 執筆/内山千鶴子 執筆/菅野倫子 執筆/稲本陽子 執筆/小渕千絵 執筆/城本修 執筆/今井智子 執筆/前新直志 執筆/立石雅子 執筆/東川麻里 執筆/石坂郁代 執筆/相馬有里 執筆/木場由紀子 執筆/小森規代 執筆/福永真哉 執筆/椎名英貴 執筆/鈴木恵子 執筆/虫明千恵子 執筆/長谷川賢一 執筆/安立多惠子 執筆/中村光 執筆/南都智紀 執筆
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64148-7
電子版発売日 2025年3月21日
ページ数 308
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-04148-5
印刷版発行年月 2025年2月
書籍・雑誌概要
言語聴覚障害の診断・評価の基本概念の体系的に学び、その上で評価・診断のプロセスと思考過程の領域横断的な理解を深めます。言語聴覚士養成教育モデル・コア・カリキュラムの内容を網羅しています。教育的な典型事例を介して、現場で直面する問題を俯瞰で見る力を養います。
*「標準言語聴覚障害学」は株式会社医学書院の登録商標です。
目次
第1章 言語聴覚療法における評価・診断とは
1 言語聴覚障害の種類と特徴
A 聴覚障害
B 言語発達障害
C 失語症
D 構音障害
E 吃音・流暢性障害
F 音声障害
G 高次脳機能障害に伴う認知・コミュニケーション障害
H 摂食嚥下障害
2 評価・診断の基本概念
A 言語聴覚障害を診るとは
B 評価・診断における臨床推論
C 言語聴覚療法における測定,評価,診断
D 評価・診断の目的
E 科学的根拠に基づく言語聴覚療法(EBP)
F ICFと言語聴覚療法
G 評価・診断の倫理
H 障害特性に対応した評価・診断
3 評価の技法
A 面接法
B 観察法
C 質問紙法
D 検査法
E 機器を用いた測定
4 臨床データの解釈
A 妥当性と信頼性
B 数値化と尺度水準
C データの特性
D 測定値の解釈(正常値と異常値の見方)
E 検査実施時および結果の解釈における留意点
第2章 評価・診断の過程
1 評価・診断の流れ
2 評価・診断の枠組み
A 評価プランの立て方
B スクリーニング
C 総合的(鑑別診断)検査
D 特定(掘り下げ)検査
E 評価のまとめと言語病理学的診断
F 全体像の整理
G 適応の判定と予後予測
H 訓練・指導方針の決定
I 再評価
第3章 評価・診断に用いる検査
1 スクリーニング
A 成人の言語聴覚障害のスクリーニング
B 小児の言語聴覚障害のスクリーニング
2 各領域において必要とされる検査
[1 言語・認知系(成人)]
A 言語機能
B 高次脳機能
[2 言語・認知系(小児)]
A 言語発達障害の検査
B 学習・認知の検査
C コミュニケーションの検査
[3 発声・発語系]
A 呼吸に関する評価
B 発声に関する評価
C 共鳴に関する評価
D 構音に関する評価
E プロソディに関する評価
F 発話の検査
G 総合的評価
[4 摂食嚥下系]
A スクリーニング
B 総合的検査
C 詳細な検査
D その他の検査
E 摂食場面の観察
F 重症度分類
[5 聴覚系]
A 聴覚障害の評価・診断に必要な検査
B 聴覚補償機器装用効果の評価に必要な検査
C 全体発達・言語発達の評価に必要な検査
[6 その他]
A 運動機能・日常生活活動
B パーソナリティ・精神症状
C 健康関連QOL,精神健康度
D 運動機能と日常生活活動
第4章 各領域の評価・診断の実際
1 言語・認知系
[1 成人]
A 総論
B 面接
C 観察
D 検査・質問紙
E 各種情報の統合と解釈
[2 小児]
A 臨床の流れと留意点
B 面接と質問紙
C 行動観察
D 検査
E 各種情報の総合と解釈(典型事例)
2 発声・発語系
[1 音声障害]
A 総論
B 面接
C 観察
D 質問紙
E 検査
F 各種情報の統合と解釈
[2 構音障害(成人)]
A 総論
B 面接
C 他部門・関係機関からの情報
D 観察・スクリーニング検査
E 質問紙
F 検査
G 各種情報の統合と解釈
[3 構音障害(小児)]
A 総論
B 面接
C 観察
D 検査
E 各種情報の統合と解釈
[4 流暢性障害]
A 総論
B 面接
C 観察
D 検査
E 各種情報の統合と解釈(典型事例)
3 摂食嚥下系
[1 成人]
A 総論
B 面接
C 観察
D 質問紙
E 検査
F 各種情報の統合と解釈
[2 小児]
A 総論
B 面接
C 質問紙
D 観察
E 検査
F 各種情報の統合と解釈
4 聴覚障害
[1 成人]
A 総論
B 面接とそれに際した行動観察
C 質問紙
D 検査
E 各種情報の統合と解釈
[2 小児]
A 総論
B 面接
C 行動観察
D 質問紙
E 検査
F 各種情報の統合と解釈(典型事例)
5 障害が重複した事例の評価・診断
A 失語・高次脳機能障害
B 摂食嚥下障害と認知症
C 発達障害・聴覚障害
D 脳性麻痺・重複障害
第5章 評価・診断結果の報告
1 報告書の書き方
A 報告書作成の目的
B 作成時の注意事項
C 評価報告書の具体例
2 情報提供
A 情報提供の目的
B 多職種カンファレンス
C 情報提供書の作成
D 情報提供書の一例(他院の言語聴覚士宛)
E 情報提供書の一例(リハビリテーション関連職種以外宛)
F まとめ
第6章 研究法
1 言語聴覚障害学における研究
A 言語聴覚研究とは
B 臨床における研究の重要性
C 根拠に基づく言語聴覚療法
D 言語聴覚研究の特徴
2 研究の種類
A 量的研究(quantitative research)
B 質的研究(qualitative research)
3 研究における実証の方法
A 変数の操作
B 測定における妥当性と信頼性
C サンプリング
D バイアス
E データの尺度
F 統計的分析
G 統計的検定
4 研究の倫理的配慮
5 研究の進め方
A 研究テーマを設定する
B 研究計画を立案する
C 研究を実施する
D 研究成果を報告する
6 論文の読み方
7 論文の書き方
8 学会発表の仕方
Note 一覧
1.ラポール(rapport)
2.主訴
3.HOPE
4.補充現象(リクルートメント現象)
5.音場検査
6.遺伝子診断
7.自己発話認識力
8.sucklingとsucking
9.munchingとchewing(咀嚼)
10.インフォームド・コンセント
11.個人情報
12.利益相反