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≪標準言語聴覚障害学≫

言語発達障害学 第3版

言語発達障害学 第3版
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≪標準言語聴覚障害学≫

筆頭著者 藤田 郁代 (シリーズ監修)

国際医療福祉大学大学院教授・医療福祉学研究科言語聴覚分野

その他の著者等 深浦順一 編集/藤野博 編集/石坂郁代 編集/大伴潔 執筆/原惠子 執筆/稲垣真澄 執筆/畦上恭彦 執筆/熊田広樹 執筆/田中裕美子 執筆/春原則子 執筆/下嶋哲也 執筆/石川亜紀 執筆/水戸陽子 執筆/高見葉津 執筆/虫明千恵子 執筆/藤吉昭江 執筆/久保山茂樹 執筆/重森知奈 執筆/森脇愛子 執筆/平林ルミ 執筆/松井智子 執筆/井﨑基博 執筆

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64342-9

電子版発売日 2025年3月21日

ページ数 320

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-04342-7

印刷版発行年月 2025年1月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260643429

書籍・雑誌概要

言語聴覚士養成校で学ぶ「言語発達障害学」のテキストとして最適な1冊。第3版では日本言語聴覚士協会が2018年に発表した「言語聴覚士養成教育ガイドライン」を踏まえた目次立てとするとともに、学生が学ぶ際の指針として各章・各項目ごとに学修の到達目標を明示する。さらに今版では事例の記載を充実させ、臨床をイメージできる内容とするとともに、保健・福祉・教育との連携や言語発達障害支援の最前線についても解説する。

*「標準言語聴覚障害学」は株式会社医学書院の登録商標です。

目次

第1章 言語とコミュニケーションの発達
 1 発達の全体像
  A 前言語期
  B 幼児前期
  C 幼児後期
  D 学童期
 2 前言語期
  A 前言語期とは
  B コミュニケーションと音声言語の発達
 3 幼児前期
  A 幼児前期とは
  B 語彙と構文の発達
 4 幼児後期
  A 幼児後期とは
  B 語彙と構文の発達
  C 会話とナラティブ
 5 学童期
  A 学習言語の発達
  B 読み書きの発達
  C 学童期におけるその他の言語の問題

第2章 言語発達障害とは
 1 言語発達障害とは
  A 言語発達障害とは
  B 言語発達の阻害要因と言語発達障害
 2 言語発達障害の医学的背景
  A 発達の生理学(脳機能の発達を含む)
  B 発達の病理学(発生異常,周産期障害など)
 3 言語発達障害の臨床
  A 言語発達障害の臨床の過程
  B 評価・言語病理学的診断
  C 指導・支援
  D 子どもの未来を育てる専門家

第3章 評価(アセスメント)・診断
 1 情報収集
  A 主訴
  B 生育歴
  C 現症
  D 関連領域からの情報
  E 情報収集の方法
  F 情報収集の実際(面接)
 2 検査
  A 検査の位置づけと目的
  B 検査の対象領域
  C 検査の種類
  D 診療報酬点数と発達検査・知能検査
  E 標準的な検査の流れ
  F 代表的な各種検査
  G 個別検査を実施する際の留意点
 3 評価のまとめ
  A 評価のまとめの位置づけ
  B 評価・診断過程の留意点
  C 包括的な評価・診断に向けて
  D 包括的な評価・支援につなげるためのICFの活用
  E 収集した情報のまとめと報告書の作成

第4章 指導と支援
 1 発達段階に応じた指導
  A 指導の基本的背景
  B 前言語期における指導
  C 幼児前期における指導
  D 幼児後期における指導
  E 学童期における指導
 2 環境調整
  A 保護者支援
  B 関係諸機関との連携
  C カウンセリングマインド
 3 特異的言語発達障害
  A 特異的言語発達障害とは
  B 言語・コミュニケーション障害の特徴
  C 評価
  D 近年のSLI児の言語指導や支援
  E 事例紹介
 4 限局性学習障害
  A 限局性学習障害とは
  B 評価
  C 支援
  D 発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)
  E 事例紹介
 5 知的能力障害
  A 知的能力と知的能力障害
  B 言語・コミュニケーション障害の特徴
  C 評価の前提:言語聴覚士と子ども・養育者の関係性
  D 評価
  E 支援
  F 事例紹介
 6 自閉症スペクトラム障害
  A 自閉症スペクトラム障害とは
  B 言語・コミュニケーション障害の特徴
  C 評価
  D 支援
  E 事例紹介
 7 注意欠如・多動性障害
  A 定義
  B 発達経過
  C 病態
  D 言語・コミュニケーション障害の特徴
  E 医学的診断
  F 神経心理学的評価
  G 支援
  H 言語聴覚士による支援
  I 事例紹介
 8 脳性麻痺・重複障害
  A 脳性麻痺・重複障害とは
  B 言語・コミュニケーション障害の特徴
  C 評価
  D 支援
  E 課題と展望
  F 事例紹介
 9 小児失語症と後天性高次脳機能障害
  A 小児失語症と後天性高次脳機能障害とは
  B 言語・コミュニケーション障害の特徴
  C 評価
  D 支援
  E 事例紹介

第5章 保健,福祉,教育との連携
 1 特別支援教育における言語発達障害児の支援
  A 特別支援教育の歴史
  B 教育における言語障害
  C 言語障害教育の歴史
  D 言語障害教育の現状と課題
  E 言語障害教育における専門性の向上
 2 地域支援における連携
  A 乳幼児期における言語聴覚士
  B 保育所などとの連携・支援における言語聴覚士の役割
  C 学童期の支援における言語聴覚士の役割
 3 高等教育における支援(就労支援を含む)
  A 言語発達障害のある大学生の実態
  B 大学等高等教育機関における障害のある学生への支援
  C 職場での支援状況
  D 高等教育や就労場面での専門職の役割と連携

第6章 言語発達障害支援の最前線
 1 言語聴覚士のかかわりと位置づけ
  A ICT支援
  B 多言語児童生徒の学習支援
  C 低出生体重児における言語発達の問題
 2 ICT支援
  A 障害のある人の生活・学習を助ける支援技術
  B 障害者の権利としての合理的配慮とICT機器
  C 障害の個人モデルから社会モデルへの移行
  D ICT利用が発達にもたらす影響
  E 身近なICT機器・あるテクが言語発達障害支援を変える
  F 心理検査を用いた情報共有による権利擁護
 3 多言語児童生徒の学習支援
  A 多言語環境で育つ子どもたち
  B 多言語児童生徒の学習支援の実情と課題
  C 支援の方法――岐阜県可児市の例
  D 今後の展望と課題
 4 低出生体重児における言語発達の問題
  A 低出生体重児とは
  B 言語発達の特徴
  C ディベロップメンタルケア

参考図書
索引

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