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看護理論家の業績と理論評価 第2版
筆頭著者 筒井 真優美 (編)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-63961-3
電子版発売日 2020年6月29日
ページ数 624
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-03961-1
印刷版発行年月 2020年3月
書籍・雑誌概要
日本の看護研究者が、30人の看護理論家の業績および理論の紹介、それぞれの理論の評価を解説。第2版では新たに理論家2人を追加し、横断的に「ケアリング」を概観する章を設け、「理論開発」の解説を加えるなど内容をブラッシュアップした。本書で紹介される看護理論家とその理論は、看護系大学院生、学部生の基礎教養として知っておくべきもので、これからの看護学・看護科学の発展のために欠かせないものである。
目次
第I部 看護理論の発展と理論評価の基盤となるもの
第1章 看護学・看護科学の発展
第2章 看護理論
第3章 理論の評価と理論開発
第4章 看護理論の歴史
第5章 看護理論と倫理
第6章 ケアリングの概観
第II部 『看護覚え書』発行~1959年
第7章 フローレンス・ナイチンゲール:創まりの看護理論
第8章 ヒルデガード E. ペプロウ:看護における人間関係の概念枠組み
第9章 ヴァージニア・ヘンダーソン:人間のニードと看護独自の機能
第10章 アーネスティン・ウィーデンバック:臨床看護における援助技術
第11章 ドロシー E. ジョンソン:ジョンソン行動システムモデル
第III部 1960~1969年
第12章 フェイ・グレン・アブデラ:21の看護問題
第13章 マドレン M. レイニンガー:文化ケアの多様性と普遍性
第14章 アイダ・ジーン・オーランド:看護過程の教育訓練
第15章 ジョイス・トラベルビー:人間対人間の看護
第16章 マイラ E. レヴァイン:保存モデル
第IV部 1970~1979年
第17章 マーサ E. ロジャーズ:ユニタリ・ヒューマン・ビーイングズ
第18章 ドロセア E. オレム:セルフケア不足看護理論
第19章 アイモジン M. キング:目標達成理論
第20章 ベティ・ニューマン:ベティ・ニューマン・システムモデル
第21章 シスター・カリスタ・ロイ:人と環境の統合を創る能力(適応)
第22章 ラモナ T. マーサー:母親役割移行過程理論(Becoming a Mother)
第23章 ジーン・ワトソン:ヒューマン・ケアリング・サイエンス
第24章 マーガレット A. ニューマン: 拡張する意識としての健康の理論
(Health as Expanding Consciousness : HEC)
第25章 マリリン A. レイ:ビューロクラティック・ケアリング理論
第V部 1980年以降
第26章 ローズマリー・リゾ・パースィ:人間生成(humanbecoming)理論
第27章 ノラ J. ペンダー:ヘルスプロモーション・モデル
第28章 パトリシア・ベナー: 看護実践の明示化(articulation)から
看護学教育法のたゆまぬ探求
第29章 パメラ G. リード:セルフ・トランセンデンス
第30章 マール H. ミシェル:不確かさ理論
第31章 クリステン M. スワンソン:ケアリング中範囲理論
第32章 アン・ボイキン:ケアリングとしての看護
第33章 シェリル・タタノ・ベック:産後うつ病理論
第34章 クリストファー・ジョーンズ:リフレクティブ,ナラティブ
第35章 キャサリン・コルカバ:コンフォート理論
第36章 アフアフ I. メレイス:移行理論
付録
年表:日本・世界の出来事と看護の理論化の流れ
地図:看護理論家の生誕地・活躍した都市
索引