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リハビリテーションの歩み
その源流とこれから
筆頭著者 上田 敏 (著)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-61834-2
電子版発売日 2016年6月20日
ページ数 344
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-01834-0
印刷版発行年月 2013年6月
書籍・雑誌概要
わが国にリハビリテーション医学が誕生する前後の事情と、100年前にまでさかのぼる世界的視野を含めた歴史的背景、そして、その後の今日に到る半世紀の歩みを概観。これからのリハビリテーションの行く末を論じた、第一人者による貴重なテクスト。リハビリテーションを担うすべての人々が、これからを考えるために知っておきたい源流と軌跡。
目次
序にかえて
第1章 現代的リハビリテーション医学が生まれた年 50年前の日本
日本リハビリテーション医学会創立まで-二つの流れが融合して
清瀬のリハビリテーション学院と理学療法士・作業療法士資格制度
東京大学病院リハビリテーション部
第2章 リハビリテーションの萌芽をたずねて 100~50年前の日本
「小児の時代」-肢体不自由児の療育を中心に
「青年・成人の時代」-第二次世界大戦中から戦後まで
「高齢者の時代」-温泉病院から「都市型リハビリテーション」へ
第3章 リハビリテーションの源流から「リハビリテーション医学」の誕生まで
100~50年前の世界
第一次世界大戦のインパクト
戦間期のアメリカ
第二次世界大戦の衝撃
第4章 再び50年前の日本へ 私は1963年をどう迎えたか
幼少期
医師となるまで
リハビリテーションの道に入る
そしてニューヨークへ
第5章 この50年の歩み 日本と世界のリハビリテーション医学
日本リハビリテーション医学会の歩み
大学におけるリハビリテーション医学の臨床・教育・研究体制の整備
関連専門職の歩み
リハビリテーション関係諸制度の歩み
対象疾患・障害の変遷とリハビリテーション医学の課題の変化
第6章 リハビリテーションのこれから 「総合リハビリテーション」をめざして
「リハビリテーション」と「総合リハビリテーション」
リハビリテーションの基本理念の深化
「障害」に関する基本思想の変化-ICFを中心に
おわりに