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スポット
「誤嚥・窒息リスクチェックシートと対応表」を用いた誤嚥・窒息予防への取り組み
佐藤 浩美
1
,
上地 洋
2
Hiromi Sato
1
,
Hiroshi Uechi
2
1仙台市立病院看護部/総合サポートセンター 病床調整室
2仙台市立病院医療技術部 リハビリテーション科
pp.850-854
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn147070850
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
人間の生理的欲求の一つに「食欲」があり,生活において食事摂取は当たり前と考えられている.食事には,生命維持,活動エネルギー源の確保(成長,健康維持・増進)に必要という生理的意義,活力や生きる意欲を得る,心の安らぎを得るなどの精神的満足感をもたらす心理的意義,コミュニケーションの場としての社会的意義と,多くの要素があるといわれている.摂食嚥下機能の低下や障害がある患者さんが,安全に食事を摂取し誤嚥窒息を防止することは,重要かつ必要なケアと考えられるようになっている.
2020年に当院で生じた食事時の窒息死亡事例において,誤嚥窒息を予防するための的確な情報収集や,必要な援助が十分でなかったことが課題としてあがった.そこで,入院患者の誤嚥・窒息リスクを把握するための情報収集の充実と,誰もが予防実践行動が取れることが重要と考えた.2021年,栄養サポートチーム(NST)委員会内で「誤嚥・窒息予防チーム」を立ち上げ,誤嚥・窒息に関するスクリーニング表とリスク患者への対応表等を作成・運用し,一度の改訂を行い,現在に至っている.本稿ではその経過を報告する.

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