Japanese
English
特集 臓器損傷治療の工夫
【消化管】
鈍的腹部外傷後の遅発性小腸狭窄
三好 きな
1,2
,
林田 真
2,3
Kina Miyoshi
1,2
,
Makoto Hayashida
2,3
1北九州市立医療センター小児外科
2宮崎県立宮崎病院小児外科
3福岡市立こども病院小児外科
pp.148-152
発行日 2025年2月25日
Published Date 2025/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001091
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はじめに
鈍的腹部外傷に伴う消化管・腸間膜損傷において,まれに受傷直後の腹部症状が比較的軽微で無治療もしくは保存的加療でいったん軽快後に,遅発性小腸狭窄(本症)をきたす症例がある1)。本症では消化管の非完全閉塞による症状であることが多く,保存的加療への反応はよいが根治的な治療とはならず,外科治療を必要とするが,確定診断・治療方針決定に難渋する症例が多い。

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