Japanese
English
臨床報告
腹部鈍的外傷後の遅延性小腸狭窄の1例
A case of delayed small bowel stenosis after blunt abdominal injury
松下 昌裕
1
,
蜂須賀 喜多男
1
,
山口 晃弘
1
,
堀 明洋
1
,
広瀬 省吾
1
,
深田 伸二
1
,
宮地 正彦
1
,
碓氷 章彦
1
,
渡辺 英世
1
,
石橋 宏之
1
,
加藤 純爾
1
,
神田 裕
1
Masahiro MATSUSHITA
1
1大垣市民病院外科
pp.843-846
発行日 1985年6月20日
Published Date 1985/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209050
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はじめに
受傷時に軽症と考えられて保存的に治療された腹部鈍的外傷の患者が,数日から数週後に腸閉塞症状を来す場合がまれにある.われわれは,受傷後8日目から腸閉塞症状を生じ,29日目に開腹手術を行い,軽快させることができた外傷性小腸狭窄の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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